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アレルギーの特効薬
山崎まさよし24歳のときに発表したファースト。デビューシングルを筆頭に、素朴だが力強い作品がぎっしり詰め込まれている。山崎の魅力は、アップテンポのリズムに弾ける運動神経の良さと、中域によく伸びるその独特の声だ。デビューしたばかりのころから、すでにそのヴォーカル力が完成されているのがわかる。
彼らしさが最も良く出ている作品だ。どの曲も良い。捨て曲なるものが見当らない。しかしコレ以後はあまりパッとしない。どうしてだろう。初心を忘れたか?それはさておき、彼は大ブレイクする前に九州のテレビ局の番組に時々出ていたが、人柄もグットである。シャイそうな一面と、ちょいワルにぃちゃんぽい、義理堅い一面とを持ち合わせたナカナカの人物。そういう彼を知るものはあまりいないだろう。彼の出発点はブルースだと聞く。このアルバムも全編そうだ。あまり救いが無いといえばそうなのだが、プルーストはそういうものと思えばそうかもしれない。落ち込みそうな曲だからだ。「ワン・モア・タイム…」など特にそう。どうにも救い難い落ち込む曲だが、コレが本物のブルースなのかもしれない。ブルース以外にも挑戦してもらいたいのだが…しかしこのアルバムは良い。なかなか聴いたことの無いような楽曲ばかりだ。個性がある。聴き応えがある。厚みが有るのである。
音を楽しめるのが山崎まさよしの音楽の特徴だと思う。いきなりのデビュー作でそれが色濃く刻まれていた。ルーツから会得してるのではと思うほど、深さと味のあるブルース。ギターを中心とした楽器同士のガチャガチャ感から巻き起こるグルーヴ。山崎の歌声すら楽器の一つのような調和力を持ちつつ、比類ない歌としての説得力。24歳の作品なのだから凄い力だ。
このアルバム、凄いです!全てが「凄い」としか言えないアルバムです。デビューアルバムとは思えない存在感、こういうタイプの人って他にいないですよね、突っ走ってます!
購入した当初は、殆ど聴いていなかったのです。どうしてかというと、声が跳ねているように聴こえて、すごく聴きづらく、落ち着いて聴けなかったのです。何年か経って、久しぶりに聴いた時に、若さが溢れていて新鮮で山崎さんの原点を感じました。今は、落ち着いて聴けるようになっています。
個人的にはこのアルバムが一番心地いい。最近の彼の曲も私好みで何度も聞いてしまうけれど、すべての曲に若さが感じられて、まさに”かっこいい”。心拍数は切なさがしみるし、中華料理は彼女との微妙な距離をうまく表現してる。パンを焼くの遊び心も楽しい。彼のこと良く知らないなら、まず聞いて欲しい。彼の人柄、才能がよくわかるはずです。 |
このページの情報は 2007年1月5日19時17分 時点のものです。 |

